BLOG SHOP「AOTOU」~雑記ブログショップ~

雑貨SHOPのような記事の雑貨屋。~好きなジャンルの記事をどうぞ~

【バツイチの日常・デ〇へ〇編】Q.愛はお金で買えますか? A.はい!電話一本で買えますが写真通りとは保証できません。【後編】

ど~~~~も。

 

青唐辛氏です。

 

今回は前回から引き続き「愛の配達屋」後編の話。

 

f:id:kogaemon:20200330203019j:plain

やめておけばよかった。

あの時(電話する時)に戻りたい…。

 

【前編】あの時はコチラ↓

www.aotoublog.com

 

さて、前回は電話して待つ所で終わりましたね。

今回はいよいよ到着してからのお話になります。

 

家でソワソワしていると

 

ピンポーーーーーン!!!

 

き、きた!!ついに来た!!!慌ててインターホンを確認!!!!

「はーい!今開けます」と自動ドアを開ける僕。

だが、ふとよぎる違和感…。

ビデオカメラから見た顔…写真と全然違くない…?

ま、まぁ!これ画質悪いから!!直接見たらわかるさ!!

 

ガチャ!と勢いよく扉を開ける僕。

「あ~はじめまして~マジ寝起き~よろしくね~」

 

……。

いやいや誰!!?

写真と顔もサイズ感も全然違うけどぉおぉおお!?

M買ったら間違ってXLでしたくらいの違いあるよ!!?

詐欺!SAGI!サーーギ!!!

ほんでくっさ!!ヤニ臭い!!!

 

「はは、よろしくね、カワイイネ」

完全にがっかりした表情を隠しつつ褒める自分。

平常心…平常心…。

 

とりあえずリビングに通す。

その間嬢はなんかお店の人に電話したりとかお金回収したりした。

 

そんな中響く音があった。

ウヴォヴォヴォーーーーーンン!!!

そう、我が家の空気清浄機君である。

突如発生したものすごいタバコの香りに唸っていたのだ。

空気ランプが赤の汚いになっている。

 

そうか…お前もか…。

僕には空気清浄機が泣いているように思えた。

そして、僕の心も泣いている。

 

もう始まる前から賢者タイム。

僕の相棒は完全無反応。

 

めちゃめちゃ話かけてくるけどまず口が臭い。

結構距離あっても状態異常してくるくらいタバコ臭い。

 

しかもノリがつらい…「まじでえ~」とか「マジあたし~」とか…。

マジ俺もつらたんだから。マジ卍。

 

まぁ何はともあれ来てしまったものは仕方がない。

いざ、戦である。あれ、スケベってこんなに気合いれるっけ…?

これって試合前の緊張感ちゃう?何の試合すんの?

 

R18的な事をするのでお風呂とかベッドとか行くんだけど。

もう本当エロさを感じない…。そうだ…あの技がある…。

僕は目を閉じた。そっと目を閉じ空想の世界に入ったのだ。

そして事は終わった…。

そう、人間の想像力は無限大。インフィニティ。

 

だが本当の地獄はここからである。

このコース…70分だったのだ。

残り時間30分…!!

早い…早すぎたぞ!!!かといって長引くのも辛かった。

残り40分もこのお方と過ごさないといけないのか。

 

そこからはひたすらこのお嬢のダメンズヒストリーや

あたしは今まで告白されてばかりだのの自慢など。

まったくもって興味がない話が続いた…。

 

隣に座ってきたのだがあまりに臭いので珈琲を飲むふりをして立った。

そして残りの時間は立って距離をとって過ごした。

自分だけまるで立ち飲み屋のようである。

あれ?ここ俺んちだよね?

嬢はソファーでまるでマフィアの貫禄である。

 

そう、これは罰なのだ…。

羽ばたきすぎた自分への…。

 

アラームが鳴り時間が来た、嬢を玄関から見送った。

僕はすぐファブリーズと換気とアロマミストを振りまいた。

 

部屋に残ったヤニの香りが虚しさを増長させた。

 

…しばらく女性関係はいいや。

なんだかそう思った。全然女性と話しても楽しくないのである。

いや…この詐欺XL臭い系女子だったからかもしれないが。

 

また自分のバツイチだとかなんだとか経緯を説明するのもめんどくさいし。

自分の事を知ってもらうのが大変である。

 

今は自分の為に時間とお金を使おうと思った。

 

でも、いつかまた一緒にいたいな。

と思えるような女性と出会えるのかな…なんて不安になった。

自分がいいなと思っても相手がそうだとは限らないし。

カップルや夫婦というのはすごい事なんだな。

と改めて思った。

 

ある意味いい悟りを開かせてくれたのかもしれない。

だが、もう愛をデリバリーする事はしばらくないであろう。

 

何のお店でも注文通りに品物や料理が来るとは世の中限らないのだ。

人生もそうである。何が起きるかはその時までわからない。

by 青唐辛氏

 

…とほほ。

 

 このブログを書いてるのはこんなやつ↓

www.aotoublog.com

 

 こんな記事はどう?↓

www.aotoublog.com

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回の記事も宜しくお願い致します。

読者登録もよろしくね。