【本・読書感想】ネタバレ無し。サイコホラー小説の「RIKA-リカ」シリーズは面白い。1作目の結末だけでも見る価値ある。最恐の最後。狂ったリカが恐ろしい…。読んでてぞくぞくするのがたまらん!刺激に飢えてる人は必読。【五十嵐貴久】
どもども。
青唐辛氏です。
今回の記事はサイコホラー小説のお話。
RIKA リカ
著者 五十嵐貴久
あらすじ
印刷会社「東洋印刷社」に勤めるサラリーマン・本間隆雄は、家族を愛しながらも、かつて後輩が勧めた出会いサイトの魅力に嵌り、インターネット上で交わされる女性とのやり取りに興じる日々を送っていた。ある時、本間は自身の昇進を機に、出会いサイトの中で知り合った「リカ」に携帯番号を教え、コンタクトを取ろうとする。それを機に本間は、リカから執拗に電話を受け、嫌気が差した本間は新しく携帯を変えて関係を絶つ。だが、リカは本間の想像を超えたストーキングを開始し、居所をリカに突き止められた本間は、リカの常軌を逸した手段に精神的にも追い詰められてしまう。本間の周りの人間がリカの犠牲にさらされたとき、本間はリカとの対峙を決意する。
リカシリーズは全部で4作品。
・リカ(1作目)
・リターン(2作目)リカのその後
・リバース(3作目)リカの幼少期
・リハーサル(4作目)リカの過去・ドラマ化部分
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これ、この小説。
ガチで面白い。
背筋がゾゾゾってなる方の怖さね。
人として狂ってて引くやつ。
僕は電子書籍で3作品読んでいました。
リターンだけ本を買っています。
全作品今の所読んでおります。
この手のホラー小説好きなんです。
「黒い家」とか「天使の囀り」とかね…。
他にもいっぱい読んでますよ。
後々1冊1冊紹介していこうとは思っております。
なんで急にリカかと言うと、ある日仕事から帰ってテレビを見ていると
あれ…このドラマなんか話知ってるぞ…。
タイトルが「リカ」と出て、マジでか!となりました。
ドラマ化できんのか(笑)と目が覚めましたね。
普通によく再現してて面白いです。
ドラマではリハーサルの部分ですね。
ティーバーで配信中らしいです。サイトはコチラ↓
さて、ドラマの話は置いておいて。
読んでほしいのは原作小説です。
ざっくりと1作目のストーリーをお話するとですね。
出会い系にハマった既婚者がヤバイ女に当たって追いつめられる話です。
…単純でしょ?(笑)
でもその単純さが世の男性に響くと思います。
読んでいくうちにだんだんと主人公に感情移入していくわけですよ。
「あちゃ~ヤバイ女に当たっちゃったな主人公(笑)」みたいな。
そしてだんだんと「…あれ?ガチでサイコパスにあたってるやん…」
と追いつめられていく主人公と一緒にぞわぞわするわけですよ。
最後の方はもうアクションもありで濃厚な映画みたような気分になります。
人間怖いもの見たさってありますよね?
その気持ちでどんどんページ進みます。
このリカという女。
本当に人間か?というくらいヤバイ女で。
ガリガリの長身なのにめちゃ臭いというキャラ。
感情によって臭いが変わります。
でも声はめちゃくちゃいい女という設定。
主人公は声でイイ女と思い騙されます。
そして年齢不詳。自称28歳。看護師。
精神分裂症あり。
そしてめちゃめちゃ主人公に依存します。
絶対関わりたくないなぁ…。
でも主人公もアホなんですよ…。
家庭があるのに出会い系しちゃダメよっていうね(笑)
なんでこんなに印象に残ってるホラー小説かというと
最後の最後の結末が今まで読んだ小説で最もえぐいからです。
「うわぁ…これは可哀想…想像するとヤバイな…」
っていうラストね。精神的に恐ろしい。
めちゃくちゃ言いたいけどやめときます。
自分で読んだほうがいいもんね。
1作目を読んで面白かった!
という方はぜひ続きの作品を読んでもらえたら
リカの事がよく知れて楽しめると思います。
ただ1作目がやっぱり一番面白いな~。
自分的にはですね。
読む順番に関しては
リカ→リターンがオススメ。
主人公のその後やリカのその後が書かれています。
というわけで今回はおすすめ小説紹介でした。
怖いもの見たさや刺激に飢えてる方はどうぞ読んでみたください。
ゾゾゾっと背筋をさせてくれますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も宜しくお願い致します。