【介護職】腰椎椎間板ヘルニアになって手術した話【発症~休職編】
どうも!
青唐辛氏です。
今回は僕がここ最近で最も痛くて辛かった実体験をお話します。
介護職で職業病と言われている腰痛のボス…。
腰椎椎間板ヘルニア
です。
椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア、spinal disc herniation)は、ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。
椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。椎間板は中央にゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである。Macnabによる分類が有名である。
多くの動物は脊椎を重力に垂直にして生活しているのに対し、人間は二足歩行であるために脊椎は重力と平行方向となる。このため、立位では椎間板には多くの負荷がかかる。
椎間板ヘルニアは、下位腰椎 (L4/5, L5/S1) が最多で、次に下位頸椎に多く、胸椎には少ない。胸椎に少ないのは、胸郭により、椎体間の可動性が頚椎や腰椎に比べ少ないことによる。また、神経根走行の関係から、下位腰椎では、上位腰椎に比べ、神経根症状を起こしやすく、発見されやすい面もあるかもしれない。高齢になると、下位頚椎での可動性が減少し、ヘルニアが起こりにくくなり、比較的上位の頚椎病変を来しやすくなる。すなわち、椎間板ヘルニアは、よく動く脊椎の部分で起こりやすいのである。
僕は今は手術をしてようやく普通の生活ができるまでになりました。
今の状態になるまで一年がかかりました。
でも当時の僕はこんなに治るなんてイメージは全くなかったです。
一生不自由なままなんだと軽いうつ状態にもなりました。
ネプチューンの名倉さんも頸椎ヘルニアの方でうつになられてますよね。
あの気持ちは痛いほどわかります。
僕の治療の流れとしましては
発症→休職→自然療法→復帰→再発→休職→手術→再発→復帰
という流れです…これで一年。
これね、僕もなってみるまでヘルニアって名前しかしらなくて
すごい腰痛くらいの認識しかなかったんです
えーまず言っておきます。
死ぬほど痛いです。
僕の場合は神経痛がひどくて家でちょっと寝がえりうつだけでも
嫁が引くくらい叫んでいました。
痛みで気絶しそうになったこともあります…
これは人によって個人差があるんですけど
全然痛くないなんか動くと痛いな~くらいの人もいます。
ただ悪化すると確実に地獄の痛みです。
座ることもできずただ横になり、不動の生活でした…
あんなにつらい経験はなかったです。
ただ僕の経験が誰かの参考になればいいと思っているので
素直な文章で記して行こうと思います。
・発症から診断
僕がまず身体に違和感を感じたのは右足です。
しかも右足の股関節らへんがなんだろう…中がズキズキする感じ?
まず腰痛だという認識は起きませんでした。
その痛みが出だしたのは利用者様の入浴介助を4日連続で行った後でしたね。
今思うと異動した施設の職員に対するストレスもあり
身体に負荷がかかっていたんだと思います。
自分の機嫌がコロコロ変わる管理者だったので振り回されていました。
言葉遣いも乱雑なので一般企業ならアウトだと思います。
介護職・福祉の現場なら当たり前にいる人ですが\(^o^)/
そんなこんなで最初は右足がおかしいなと思いながら働いていましたが
やっぱりおかしい…一週間もたつと右足を引きずるほどの痛みでした。
休みの日に近くの整形外科を受診しました。
右足のレントゲンを撮ってくれました。
異常なしと返されまたなんかあったら来てくださいの一言。
なんかあってるから来てるんだけど…。
それから何日か後…やはり痛みは収まらない。
再度同じ病院を受診。
やっぱりおかしいんですけど…と先生へ。
わかりました。MRIを撮ってみましょう。
と人生初MRI検査を行いました。
結果 「腰椎椎間板ヘルニアですね」と診断。
これがその時のMRI※指さしアイコンがあるのがヘルニア
ヘルニアとしては結構大きい方だそうです…。
え??何その病気?腰!?足痛いのに!?
腰からなんで足に痛みがくるんじゃい!!
というのがその時の素直な感想です。
背骨から椎間板というゼリーみたいなものが飛び出して背中の中枢神経
を圧迫しており、その場所が丁度右足の可動域を司る神経だそうです。
だから動くたびに痛いのだと…
なにそれ!!どうしようもないやん…
まだ骨折れたりしてるほうがマシですがな!!!
ゲームでいうと物理攻撃が効かない敵でてきたみたいな感覚…絶望…詰んだ…
魔法使いよんでこいよぉおおおおおお!!(笑)
「仕事が介護職という事ですから仕事したら間違いなく悪化するので
1~2ヶ月程休職した方がいいです。手術まで行く人はほとんどいないです。
薬を飲んで安静にしてたら自然療法で治ります。」
と先生。
診察終了そして処方される薬…
リリカODとトラムセットという薬です。
痛み止めと神経痛を抑える薬ですね。
これを飲みながら椎間板が圧迫してる神経の炎症が引くのを待つ
というシンプルな治療です。
その日はこの薬とコルセットをもらって帰りました。
帰るのも車が運転できないくらい痛いので嫁同行です。
会社にはすぐ電話し診断結果を伝え休職へ。
人が少ない介護業界ですのでかなりシフトに無理をかけました…
しぶしぶ了承してくれた感ありましたね。
僕がその時勤務していた施設の長が熱が出ても注射打って出勤しろ
精神の人だったので…かなりそれで辞めていった職員が多いです。
しかもこれまた自分の機嫌で変わる人\(^o^)/
まぁ嫁と結婚したばかりでいきなりの波乱の展開でガクっとへこんだのを
今でも覚えています。もう普通の生活が送れなかったので今後働けるのだろうかと
そんな不安ばかりを抱えてました。
というわけでヘルニア診断から休職まではこんな経緯です。
今後自分が手術という地獄へ向かうとはこの時思いませんでした…。
次回へ続きます。
上記の内容が少しでも当てはまる方はすぐにでも病院受診を勧めます。
仕事よりも自分の身体が第一ですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事もよろしくお願い致します。